2季目の「3×3 JAPAN TOUR 2026 U23」が幕開け。優勝したSANJO BEATERS.EXEのバガンブーラ選手は「代表への思い」を明かす
2026年5月26日
世界に繋がるツアー大会。昨年は代表候補に選ばれた選手も
当協会(日本バスケットボール協会)が主催する「3×3 JAPAN TOUR 2026 U23」が、5月24日(日)にコレド室町テラス(東京都中央区)にて開幕しました。23歳以下の選手を対象とする同カテゴリーは今年で2季目。今大会を皮切りに、全5ラウンドとツアーランキングの上位チームが出場するFINAL(調整中)を予定しております。
そして、FINALの優勝チームには、国際バスケットボール連盟(FIBA)が主催する3×3クラブ世界No.1を決めるツアー大会につながる「FIBA 3×3 チャレンジャー 2027」の出場権を付与。世界へ挑戦できる道筋を示します。さらに、昨年の出場選手の中から3×3男子日本代表候補に招集された選手が現れたように、結果次第ではより高いレベルでプレーできるチャンスも広がってくるのです。
公式戦初出場の選手たちも活躍。優勝したSANJO BEATERS.EXE
Round.1には12チームが出場。3チームずつ4つのプールに分かれて総当たりで予選に臨んだ結果、SAGAMIHARA PROCESS、SANJO BEATERS.EXE、DRIVESTAGE.EXE、SHINAGAWACC W.EXEが各プールの首位に立ち、ノックアウト方式の決勝トーナメントへ。準決勝第1試合でSANJO BEATERS.EXEがSAGAMIHARA PROCESSに21-11で快勝し、同第2試合ではDRIVESTAGE.EXEがSHINAGAWACC W.EXEに21-17で競り勝ちます。決勝では両者譲らない展開となりましたが、残り4分を切ってSANJO BEATERS.EXEがディフェンスから良いオフェンスにつなげて21-13でDRIVESTAGE.EXEを破り、今季初戦を制しました。
チームをけん引したのは、バガンブーラ光シキラジョイス選手(#41 / 190㎝)です。昨季の「3×3 JAPAN TOUR 2025 U23」に出場してツアーランキング3位、FINALに出場した経験が、今大会に臨む上で大きなモチベーションになったようです。バガンブーラ選手は「去年のファイナルで勝てなくて悔しい思いをしました。自分は今年がたぶんU23としてのジャパンツアーがラストイヤーになるので、絶対に勝ちたい。そういう気持ちで挑んだことが、ラウンド1の優勝につながったと思います」と明かしました。
また、予選の2試合を含めて4戦全勝。チームとして昨季に続いて2年連続の開幕戦優勝を飾った彼らの姿からは強さを感じさせましたが、バガンブーラ選手に聞けばやや不安もあったようです。出場選手のうち、バガンブーラ選手以外の3人は初めての3×3公式戦に。母校である新潟医療福祉大学の学生たちに力を借りたそうです。当初は緊張もあったようですが「試合を重ねるにつれてだんだん強度も上がって、3×3に慣れていってくれたのが優勝につながりました」と、先輩として後輩たちの勇姿も称えました。

チーム最年長として。バガンブーラ選手は「代表への思い」も明かす
一方で、幸先の良いスタートダッシュを切れた背景には、バガンブーラ選手の活躍ももちろんありました。リバウンド、ブロックショットなど球際で泥臭くプレーする姿はこの日も光り、さらに苦手な2ポイントシュートも決勝で決め切ったほか、若いチームを俯瞰して考えながらコートに立ちました。4人しかいない3×3は、メンバーが変われば当然、個々の役割も変わり、選手の成長を促します。バガンブーラ選手は昨季からの変化を語りました。
「去年は同世代の人たちと一緒にやっていて、自分がやりたいことをやって良かったのですが、今年は自分が最年長です。やっぱり自分だけではなく、周りを生かすプレーにこだわっています。メインでハンドラーをやるのではなく(仲間に)ピックをかけてダイブで自分が点を取るだったり、周りの人がどうすればやりやすくプレーできるのか、常にチームが良い方向に行けるように考えています」
また、昨季はこの舞台での活躍が目に留まって若木悟琉選手(現SHINAGAWA CITY.EXE)が3×3男子日本代表候補に招集されたように、今大会は中祖嘉人ヘッドコーチが注目をしている大会です。バガンブーラ選手も「代表への思いは強くあります」と明かし、FIBA 3×3 アジアカップなど代表戦も見ながら、その戦いぶりに自分の強みを重ねているそうです。
「日本代表の選手たちは、サイズがないからこその戦い方がある中で本当にシュートの部分を徹底的に狙って(プレーを)作っていると自分は感じています。そこに自分も対応できるように2ポイントシュートは必須だと思いますし、自分が強みとするリバウンドやブロックなどでは能力を発揮して貢献していきたいと思います」
「若い世代が思い切ってアピールできる場」で、日本一を目指す
昨季から経験を積み、さらなる飛躍を目指すバガンブーラ選手。3×3 JAPAN TOUR 2026 U23での目標を「昨年、勝てなかったファイナルで優勝して23歳以下の世代の中で日本一」と話すとともに「代表にも絡んで日本を背負っていける選手になりたい」と意気込みました。
そんな若手たちのステップとなるツアー大会のRound.2は7月26日(日)に上野恩賜公園 噴水広場(東京都台東区)で開催されます。SANJO BEATERS.EXEがさらに成長した姿を見せるのか。それとも新たな力が台頭するのか。若い力がここでは躍動します。バガンブーラ選手も、様々な大会に出る中で、今大会の良さについて「若い世代が思い切ってアピールできる場であることに、とても魅力に感じています。こういうプレーヤーもいるんだぞというような発掘ができる良いところになっている」と説きました。
3×3日本代表が2028年のロサンゼルスオリンピック出場を目指す上で、やはりアンダーカテゴリーの強化も必要不可欠です。競技の未来を創る選手たちが集う戦いに引き続き、ご注目ください。
【日程・結果】3×3 JAPAN TOUR 2026 U23
Round.1 2026年5月24日(日)コレド室町テラス(東京都中央区)
└男子|優勝:SANJO BEATERS.EXE|準優勝:DRIVESTAGE.EXE
Round.2 2026年7月26日(日)上野恩賜公園 噴水広場(東京都台東区)
Round.3 2026年9月6日(日) JR博多シティ(福岡県福岡市)
Round.4 2026年10月 (会場調整中)
Round.5 2026年11月 (会場調整中)
FINAL 調整中 (会場調整中)
詳細はこちら >> https://3x3japantour2026.japanbasketball.jp/schedule-u23/
【結果】3×3 JAPAN TOUR OPEN(5月23日)
3×3 JAPAN TOUR 2026 U23のRound.1開催に先立ち、5月23日にはOPENカテゴリーも行われました。男女の優勝、準優勝チームは下記の通りです。
・男子|優勝:HOKUSO RHINOS.EXE|準優勝:SHINAGAWACC W.EXE
・女子|優勝:SHINJUKU givers|準優勝:XD
